お別れ会をしちゃうと、一気に切なさが増すから、本当はやりたくないなぁ・・
っていうのが本音だったりするのですが、大きな声では言えませんけどね。
アマナのお別れ会は、卒園する2歳児のそら組さんたちによる「はじめてのおつかい」が恒例行事。
給食担当なごみさんから、ひとりひとつずつ果物をお願いされるのです。
先生にお財布とお金をもらったら、アマナのビルのバス通り沿いにあるコープさんへ、自分たちだけでおつかいに出かけます。
テンション上がりっぱなしの子どもたち
果物売り場につくとちょっと緊張気味にそれぞれの果物を探して、いきなりマイバッグへイン(笑)
協力し合って、全員無事に果物を手に入れて、レジでお会計を済ませました。
おぉ!ちゃんと約束通り階段は手すりをもってゆっくり降りれてるー!
すごーい!自分の分だけでなく、お友達の分まで果物を覚えてるー!
えらい!ちゃんとレジでお金をだして、お釣りをもらってるー!
わぁ!レジでお礼を言えてるー!!
きゃー!余裕でお歌うたってルンルン!
子どもたちの成長の集大成を目の前で見せてもらって、それはもう感動の連続でした。
園に戻った時の誇らしげな子どもたちの顔!
大好きななごみさんや、先生たちにたくさん褒めてもらって、なんだか一気にお兄さん、お姉さんの顔になったような・・
このあと、みんなが買ってきてくれた果物でマイパフェを作って、美味しく食べましたとさ♪
この一部始終は、保護者さんにもぜひ見てもらいたくて、こっそり隠し撮りをしてDVDにしてお渡ししました。
いえ、こっそりどころか開始3秒で私の変装は見破られ「あれ?園長先生だね、いってきまーす」とカメラ目線でポーズまで。
もう大失態です(^^; 来年からは変装の精度を上げていこうと思います。
アマナという、小さなおうちで過ごすしたみんなは、きっと大きな幼稚園や保育園でびっくりすることも沢山あると思う。
だけどね、みんなならだいじょうぶ!!
アマナっ子は、どんな時でも、どんなことがあっても、その中で愉しむことができるんだから…
だから、絶対だいじょうぶ!!
大好きな人のために役立てる自分
大好きな人が喜んでくれる嬉しさ
誰かのためにがんばるってワクワクする
みんなで何かをするともっとがんばれる
がんばったらきっといいことがある
こんなことを、そら組のみんなに最後にプレゼントしたいねって、私たちはおつかいをお願いしました。
でも、逆に私たちが子どもたちから、いろんなものをいっぱいプレゼントされてしまいました。
今年はコロナの影響で保育園がいつ休園になってしまうか分からない、そんな不安と戦いながら予定を繰り上げて実施しました。
子どもたちは、いつでもどんな時も変わらず元気で
そんな子どもたちから、元気をもらっている自分、情けないやらありがたいやら。
こうして、今日までみんな元気に登園してくれ、5名の子どもたちが本日アマナを巣立っていきました。
また、いつか、ただいま~!ってお母さんとお父さんと一緒にアマナに来てくれる日を、今から楽しみに待っています。
みんな、卒園、ありがとうね!!
園長