北雲雀きずきの森へ

子どもたちが大好きな場所
「きずきの森」

アマナから子どもたちの足で、入り口まで歩いて30分ほど
また、そこから坂を登って木漏れ日の小径を歩いて20分ほどで見晴らし台

けっこうな距離なんですけどね
子どもたちはどんどん歩く

道すがら、実を拾って、葉っぱをちぎって、棒をもって、石をにぎって

どんどん歩きます

次から次へと発見があるから
誰も抱っこをせがみません

ベビーカーの0歳児も、自分で歩く!と降りだしました

そして、見晴らし台の原っぱに着くと、大人も子どもも駆け回って
誰もかけっこよーいドン!って言ってないのに
駆け回って、こけまくって、転がって・・

そして、誰も泣かない(笑)

私も、この森が大好きです

 

いつか自分の保育園を作ったら
子どもも大人もここで遊ばせてやりたいな

3年前の冬、この見晴らし台でそう決意して
この丘に座ってスタッフたちに熱く語りながら
寒い中お昼ごはんにパンを食べたのを思い出します

 

 

春は山桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は枯れ葉、本当に四季おりおりに綺麗な石切山の森

みんな大好きなこの森に、メガソーラーが建設されるそうです

ここは宝塚市の所有地
おそらく、財政理由で広大なこの土地から利益を生み出さないといけないのかもしれません

でも、個人的には猛反対です!!

 

大好きなこの森が
これから開発されて工事が続いて
いつの間にかメガソーラー発電所が建設されてしまう・・

設置予定では約10332枚ソーラーパネル

 

こうして自然の中で遊ぶことができなくなる

なにより、この森に棲む虫や鳥、きずきの森の池に生息する希少生物モリアオガエルといった生き物たちも、もう住めなくなってしまう

 

ここだけじゃない
きっとこんな問題は今日本各地で起きているけれど
こうして小さな環境破壊が世界的な環境問題となって、地球危機につながっていることを
まだ分からない大人がいるんだな、と

 

悲しいな

 

なにができるかな

この森を、救える可能性は、どれだけあるのかな

 

園長

 

「太陽設備宝塚発電所開発計画」
↑コミュニティひばりさんのブログより